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介護現場のナース

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病院にはいくつか種類がありますが、それは病床数で区別されています。病床数が20以下であれば診療所とされ、20以上であれば病院です。大体100~200床あれば療養型の入院施設・精神科病棟に該当するでしょう。また病床には種類があり、一般病床、療養病床、精神病床、感染症病床、結核病床があります。この病床数ですが、現在では規制がかかっています。都道府県別に病床数の上限が決まっているのです。それは。1960年代後半から高齢者の医療費が無料になったことで急激に医療費が膨れ上がり、それに伴い入院する人も増えたためそれを抑える目的のために規制をかけたからです。都道府県別なのは、人口も違うし需要も場所によって数の差があるためです。しかしこの病床数を規制することは様々な問題点もあります。予め数が決まっているということは、言ってみれば飽和状態である場所にはもう病床が増えない、ということになります。これは新規参入を阻むことになるし、供給以上に需要があったときにも対応出来ないことになります。また、そもそも決められた数というのを算出する正確なデータもなければ財政的な裏付けもなく、ほかの計算式を合わせて導き出したものでしかないというのも問題点です。つまり、端的に言えば根拠がないのです。これから先も規制を続けていくのであれば、地域に見合った数をきちんと割り出して、さらに新規参入を妨げることがないようにしていくべきです。

介護事業と医療サービスが混在した事業所が増えてきました。また、デイサービスの種類も増え看護師の需要が増してきたように思います。介護保険・医療保険を上手に使いわけてケアを受けている状態です。介護施設・デイサービス・訪問入浴と介護に関わるものには看護師の健康チェックが必要なんです。なのでどんな施設でも看護師は絡んでいます。介護現場での看護師の役割は医療行為です。バイタルチェック・医師との連携・薬の管理と毎日の生活に欠かせない存在。最初はすこしのんびりできるかもしれないと思いましたが、結構忙しいです。やさしく話しかけながら言葉のきれやどもり、失語症チェックなどを行っています。目線や言動で認知症の疑いを医師に報告したり、日々の状況をご家族に報告することも仕事なのです。